ラ・サリーヌ・ロワイヤルでのサイヒロコの活動について寄せられた声
「世界文化遺産に指定されているサリーヌ・ロワイヤルのディレクター・ハウスは、中心の建物でありながら、その複雑な構造のために、全てのアートを拒否する空間とされてきた。しかし、彼女はこの建物に挑戦し、堂々と打ち勝った。そんなアートをはじめて見た。クローズ・ニコラ・ルドゥの建物を自分の作品の一部にしてしまったのだ。」
ポンピドー・センター 元建築特別顧問
ジョン・デティエ
「最初、私は彼女の作品のために、数平方メートルのスペースを提供した。しかし、彼女は500メートルの作品を制作するための長大なスペースを要求してきたので、それを与えた。すると、今度は「たくさんの人にこの作品を見せなければならない」というので、我々は、彼女のためにバルーンを使って作品を見せた。彼女が例え月を要求したとしても、我々は月を取ってあげようとしただろう。彼女の才能とはそういうものなのだ。」
ラ・サリーヌ・ロワイヤル 元館長
ジャン・ピエール・ジラルディエ
「ここ(ラ・サリーヌ・ロワイヤル)で、25名の若手天才音楽家から選び、ジュバンティスを開催した。そこで、サイヒロコにあえたことは驚きであり、また、我々の最高の喜びだった。作曲家は彼女の絵のために即興で作曲し、演奏家や声楽家は、本番の演奏があったにもかかわらず、熱心に演奏し、彼女の500メートルにも及ぶ作品とコラボレーションをした。彼女のアートの力が、すべてを動かしたんだ。」
シャトレ・パリ市立劇場 プロデューサー
ジョルジュ・ガラ
「彼女がこの場所のことを話すときには、彼女がこの場所をよく理解し、愛していることがわかる。だから、彼女と話すときには、もう波長があっている。彼女は自分の考え・感覚を他人と、そして一般の人と分かち合う。これは、非常に重要なことだ。ここに来るアーティストの中には、一般の人を顧みない人たちがいるが、私はそんな人たちには興味がない。別の分野のアーティストが来ると、彼女はその人と話し合うが、これはとても面白いことだ。社会がひとつになるために、非常に重要なことは、文化の融合なのだ。ここに全く新しい四次元アートを完成させ、モダンアートの革命をもたらした。時を超えて、世界の人々が共有する喜びを分かち合うことを教えてくれた。」
環境省創設者(ラ・サリーヌ・ロワイヤル 元会長)
セルジュ・アントワーヌ
「サイヒロコは、人種、文化、文明の違いを超えて、私たちとものの見方や考え方が一致している。日本人の不安が私たちの不安であることを知らせてくれる。子孫のために、祖先が残してくれたものを活用すること、それは世界共通の普遍的な考えであり、私たちを非常に勇気付けてくれるものである。」
上院議員 ドゥ県議会 元議長
ジョルジュ・グリィヨ
「アーティストとは、社会と深く結び付いて、これを変革する力をもったものでなければならない。そうでなければ、私はアーティストとは呼ばない。私が考えるアーティストは世界に5人しかいないが、サイヒロコは、確実にその中の一人だ。」
仏国立近代美術館ポンピドー・センター 創設者
ブレーズ・ゴチエ